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amazonの角川祭りで安くなっていたので、アカマイ 知られざるインターネットの巨人を読んだ。 一応ネットワークエンジニアとして、今はISP関連の仕事をしているので、身近な話題でたのしく読めた。BGPやTCPなど技術的なとこも初心者にわかりやすく説明していて読みやすかったの。ネットワークの知識がない人でもこの辺に興味があればおすすめ。

akamaiってWorld IPv6 Dayのときにどれだけv6のトラフィックが増えれるか確認するのにwebページ見たぐらいで実際どんなことをやってる会社かよくわからなかった。ただ名前が特徴的だったので微妙に記憶が残っていた。

surerouteってサービスもなかなか面白いと思った。今のルーティングって速度などから計算されるコストやASパスによってベストバスが選ばれるけど、そこにはトラフィックの流量とか、応答時間って考慮されなかっりする。そういった多様な要素を考慮するリソースがなかったのかもしれないけど、インターネットに流れるコンテンツがリッチになったり、トラフィックが増えたりトラフィックの価値が上がってくると高可用性がもとめられる。そういった多様な要素も考慮できるほど、コンピュータの性能が上がったのかもしれない。(たしかSDNってトラフィック量で経路をコントロールできるので、そういうののはしりなのかな?)

著者のブログGeekなページがマニアックで面白いので、技術的にもう少し詳しく知りたい方にはおすすめ。